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ヴァンパイアが主軸!映画『デイブレイカー』のネタバレと評価!

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今回は映画『デイブレイカー』のレビューを行います。

イーサン・ホーク主演のヴァンパイア映画となっています。

ヴァンパイア映画といえばこれまで数多くの作品が作られており今更感がありますが、本作品はその予想を良い意味で裏切ってくれます。

これまでにないヴァンパイア側の視点で描かれる世界観が魅力の、ナイスアイデア映画です。

ちなみに英語でdaybreakは“夜明け”を意味しており、デイブレイカーというタイトルの意味はラストシーンで明らかになります。




 

あらすじ・作品情報

デイブレイカー

人類のほとんどがバンパイアと化した近未来、食糧源である人間の数は減少する一方だった。

バンパイアは不老不死である代わりに、人間の血液を取り込まないと理性を失い凶暴化してしまう。

そんな中、自らもバンパイアである血液研究者のエドワード(イーサン・ホーク)は、絶滅寸前の人間に危害を与えずに済む代用血液の開発に奮闘するが……。

引用元:Yahoo!映画

2009年に公開されたアクション映画です。

なお、R15指定作品となっていますので、ご注意ください。

 

『デイブレイカー』の予告編

 

『デイブレイカー』の良かったところ

爽快なテンポで進むストーリー

とにかく単純に面白かったです。

人間ではなくヴァンパイアが生存するためのアイデアやガジェットももちろん興味深かったのですが、単純にストーリーのテンポが非常によく、全く退屈せずに最後まで楽しむことができました。

正直タイトルとオープニングの具合からして、中途半端なB級映画かなと(ひどい(笑))勝手に想像していたのですが、そんな不安はすぐに消し飛んでしまうほどの爽快なテンポでした。

 

序盤から中盤まではヴァンパイア側の世界で物語が描かれますが、途中からはわずかに生存している人間側に立ってストーリーが進んで行きます。

 

とある勇者
正直に言ってしまうと、そこまで驚きの展開などはないのですが・・・。
そうだけど、全くダレることなく最後まで進むスピード感が観ていて心地いいね!
はらちゃん

 

ヴァンパイアを主軸に置いた設定が面白い

他のヴァンパイア作品に比べて稀有な点は、ヴァンパイア側の世界感でストーリーが描かれているという点です。

ヴァンパイアは人間の血液を好む種族ですから、ヴァンパイア達のコーヒーには人間の血液が含まれていたり、コーヒースタンドでは各血液型ごとに商品が分けられていたり、ヴァンパイアの世界を正当化するTV番組が流れていたり、お金がなくて血液を求める空腹の浮浪ヴァンパイアが道端にいたりなど・・・。

非常に細かなところまで、ヴァンパイアならではのアイデアに満ちた世界観を楽しむことができます。

 

他にもヴァンパイア達が乗る車は日光シールドが付いていて、モニター越しに外を見て運転したり、明け方が近くなると警報のようなアナウンスがされたり、日光を避けるためのヴァンパイア専用の地下道が建設されていたりと、本作のヴァンパイア専用のアイデアは挙げればきりがありません。

ストーリーのテンポが良いのはもちろんですが、こういったアイデア満載の映像は観ていて飽きることがありませんでした。

 

とある勇者
人間がヴァンパイアに襲われるという点で描かれるストーリーがヴァンパイア映画には多いけど、この映画は違う視点で描かれているね!
着眼点を変えて生まれた発想とヴァンパイアならではの生活様式のアイデアが、新鮮で興味深かったです。
はらちゃん

 

ヴァンパイア世界の社会問題サブサイダー

人間が極端に少なくなってしまったヴァンパイア社会における問題点として、サブサイダーという存在がいます。

彼らは本来人間の血を吸うはずであったヴァンパイアが極度の飢餓状態に陥った結果、起こった突然変異体です。

彼らには知能はほぼなく、ゾンビのように血を求めてヴァンパイアに襲いかかります。

ヴァンパイア社会ではこれが大きな問題となっていて、サブサイダーによる被害と、それを防ぐヴァンパイア警察の奮闘劇などが設定として面白かったです。

 

彼らは大量に捕獲され処刑されるのですが、その処刑方法もヴァンパイアならではでした。

サブサイダー達を鎖で繋ぎ、戦車に引っ張られるように彼らは次々と日光に晒されます。

そして、燃え尽き灰のようになってしまうのでした。

しかし、こうして観てみると、ヴァンパイアの処刑方法って日光に晒すだけなので簡単でいいですね・・・。

 

知的なヴァンパイア・エドワードの活躍

血液学者として活躍するヴァンパイア・エドワードがなかなか格好いいです。

彼は元々は人間でしたが、訳あってヴァンパイアになりました。

その経緯があるせいか、彼は人間に対して理解を持っていますし、ヴァンパイア社会に人間の血を提供するのを止めようという提案をします。

どうやったらヴァンパイアが人間になれるかの研究に熱心で、最終的には彼自身が人間に戻ることに成功しています。

 

本作の主人公であるエドワードですが、彼の知的な感じがすごくいいんですよね。

筋肉隆々でアクションが得意というわけではなく、ヴァンパイアでありながら人間に対して謙虚さや慎ましさがあり、その理性的な姿がかなり好感度アップです!

 

個人的にお気に入りのシーンは、人間達のアジトに招待してもらっている車の中で、血への欲望に苦しみながらもそれを隠しているところです。

オードリーはそれを察してエドワードに自分の血を提供しますが、「いやいやそんなのはいらないよ大丈夫だ!」と拒否しながらも渋々飲んでしまうところが、彼の謙虚な性格と人間性を表していていいなと思いました。

 

『デイブレイカー』の惜しいところ

どことなく漂うスケールの小ささ

本作はどことなくスケールが小さい印象を受けます。

途中までエドワードの敵となるのは弟フランキーですし、最終的に敵対するボスもブロムリー社の社長しか出てきません。

この社長がなぜか一大軍隊を動かせるような権限を持っているように見えますが、なぜなのでしょう・・・。笑

なんだか大きい組織と戦っているようで実は登場人物が少ないので、エドワードがヴァンパイア世界を変えうるほどの戦いをしているような感じがしませんでした。

 

エドワードの行っていることはヴァンパイアにとっても人間にとっても大変革となる研究ですが、妙に少なすぎる登場人物と人間関係のせいかスケールが小さい印象を拭えなかった気がします。

 

とある勇者
そういえば近未来が舞台なのに、なぜ彼らはことごとくボウガンで戦っていたのかな?
事あるごとにボウガンで応戦する人間達がちょっとおかしかったね。笑
はらちゃん

 

『デイブレイカー』はこんな人にオススメ

『デイブレイカー』は下記のような人にオススメできる映画です!

こんな人にオススメ

  • ヴァンパイア映画が好きな人
  • ヴァンパイア側の視点に立った設定を楽しみたい人
  • ヴァンパイア独特の処刑方法に興味がある人
  • 人間とヴァンパイアの戦いが好きな人
  • 兄弟愛が見たい人
  • 知的なヴァンパイアが好きな人
  • ダークな世界観が好きな人

本作はヴァンパイア映画ということで全体的には暗いトーンですが、ヴァンパイア社会ならではの設定や小ネタが満載で、観ていて全く退屈しません。

ストーリーのテンポも非常に良いため、最後まであっという間に観ることができます。

これまで散々作られてきたヴァンパイア映画に辟易としている方にオススメです。

全く新しいヴァンパイア映画が観られるでしょう。




 

『デイブレイカー』を視聴できるVOD

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『デイブレイカー』のまとめ

映画『デイブレイカー』について、ご紹介しました。

予想を裏切られる良作でした。

タイトルやあらすじなどからすると、これまで散々作られてきたような吸血鬼映画の二番煎じのような印象を受けましたが、映画が始まった途端に引き込まれてしまいました。

ヴァンパイアが世界を支配した場合に起こる社会問題や、それに苦しむ市民ヴァンパイア達の苦悩が見てとれて興味深い内容でした。

大抵のSF要素がある映画だと、そのアイデアを見せるシーンが多くてストーリーから逸脱することもあるのですが、本作はそのアイデア全てがストーリーの中にうまく溶け込んでいて、楽しく観ることができました。

細かいことを言ってしまうとツッコミどころ満載なシーンが多いのですが、爽快なテンポのおかげであっという間に映画が終わってしまいます。

ヴァンパイア映画はこれまで散々作られてきましたし、もう出し尽くしてしまったイメージがありましたが、本作はまた新たな視点でのヴァンパイア映画ということで非常に興味深い内容でした。

個人的にかなりオススメの作品です。

総合評価

4.0点 / 5.0点

最後までお読み頂きありがとうございました。




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