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圧倒的なリアリティ!映画「パラノーマル・アクティビティ4」を評価してみた!

更新日:

リアリティ重視のPOV(主観カメラ)で構成されたパラノーマル・アクティビティ4は、パラノーマル・アクティビティシリーズの流れを汲んだ怪現象とキャラクターが登場する作品です。

カメラ視点で話が進む臨場感はこのシリーズならでは!

キャラクターはシリーズで共通しているものの、過去作を知らなくても楽しめる作品です。

今回はパラノーマル・アクティビティ4の評価をしていきます。

ネタバレを含んでおりますので、ご注意ください。




 

あらすじ・作品情報

パラノーマル・アクティビティ4

2011年、ネバダ州の外れ。

アレックスの家の隣にある人物が引っ越してきた頃から、アレックス一家を不思議な現象が襲う。

ある日、アレックスは不思議な現象を撮影しながら、テレビ電話でボーイフレンドと話していた。

そして家の前にいた不気味な少年と目が合った瞬間、突然パソコンのディスプレイにノイズが生じ、さらに家中のドアが開き・・・。

引用元:Yahoo!JAPAN 映画

パラノーマル・アクティビティ4は前作と同様に「オーレン・ペリ」が、テレビドラマ「プリズン・ブレイク」の脚本家「ザック・エストリン」とタッグを組んで作成した映画となっています。

とある勇者
有名脚本家同士の作品なんだね!
パラノーマル・アクティビティシリーズの特徴を残しつつ、新たな要素も組み込まれそうだね!
はらちゃん

 

『パラノーマル・アクティビティ4』の予告編

 

『パラノーマル・アクティビティ4』の良かった点

圧倒的なリアリティ

POV作品に共通して言えることですが、リアリティは圧倒的です。

今回はハンディタイプのビデオカメラ、暗視機能つき監視カメラ、ノートパソコンのビデオチャット用カメラによる映像で作品が構成されています。

特にビデオチャット用カメラは臨場感が高く、そもそも通話をしているので、説明的になりすぎない自然な会話を盛り込めます。

 

同じPOV作品でも、途中からアクション要素を重視するため第三者的なカメラワークをしてしまう映画もありますが、その点『パラノーマル・アクティビティ4』はしっかりしています。

年代的にはスマートフォンでガンガン映像を撮ってもおかしくないのですが、それをやると、変に縦長や横長の映像が入ってしまうので、作品内には組みこまれていません。

スマートフォン撮影の映像は臨場感が出るものの、画質や画面サイズや揺れの関係で決して視聴者に優しいとは言えません。

はらちゃん
「視聴者の観やすさ」に配慮した作品となっていますね!

 

キャラクター設定が面白い

両親と姉弟、隣家の子供、そして主人公の幼なじみぐらいしか登場しませんが、この幼なじみであるボーイフレンドのベンが良い味を出してます。

ノリが軽く「これがアメリカか!」とびっくりするほどのオープンスケベなのですが、主人公を心配してくれますし、映像まわりの技術的な助けにもなってくれます。

最初は「人んちの冷蔵庫を勝手に開けるなんて行儀悪いな」と印象が悪かったものの、本気で主人公の心配をする姿に、ただのエロ少年にとどまらぬ魅力が感じられるように!

 

そして、お隣さんの子供であるロビーが良い感じに不気味。

活発なワイエットとの対比もあって、底の知れない気味悪さを感じさせます。

よく見るとロビー少年は、大ヒットホラーである『呪怨』に出てくるあの少年のように顔を白く塗っています。

もちろん『呪怨』ほどの白塗りではありませんし、塗っているのは顔の一部ですが・・・。

大した働きはなくとも、無言と白塗りのコンボでかなり印象的な存在です。

 

リビングの暗視カメラ映像が幻想的

リビングに設置された暗視カメラが、ビデオゲーム機の動体センサーが放つ光の粒をとらえています。

これが独特で、不気味さを感じさせながらも実に幻想的。

他の映画にはない独特の映像がそこにあります。

環境がそろっている人は同じ光景を再現できるかも?(うちは暗視カメラも動体センサーつきゲームもないのでムリでした・・・。)

 

主人公の女の子が可愛い

男性の撮影係多めのパラノーマル・アクティビティシリーズですが、今作は15歳の少女が主人公、撮影も担当しております。

この女の子が日本人向けの可愛さを持っていて(ゴージャスではなくキュート系)、視聴者を和ませてくれます。

ホラークィーンなんて言葉があるほど、ホラー映画の主人公兼被害者は女性が多いです。

『パラノーマル・アクティビティ4』ではビデオチャットによる自撮り的な映像もありますので、恐怖におののく姿を自然な形でさらしてくれます。

 

『パラノーマル・アクティビティ4』のイマイチなところ

展開が遅い

ホラー映画の中でもリアル寄りの作品は、展開が遅い傾向があります。

『パラノーマル・アクティビティ4』もその例に漏れず、物語が動き出すのがラスト30分近くになってから。

それまでリアル寄りゆえに、地味でアクション性に乏しい映像を観ることになります。

前作とは異なり、今作は細かい伏線が仕こまれていないので、ながら視聴にも向いております。

とは言え、パラノーマル・アクティビティシリーズ共通の大きな伏線あります。

 

はらちゃん
物語の大きな動きがなかなか起きないため、最初の方はある程度流しながら視聴しても大丈夫です。

 

両親の仲の悪さって必要?

何度か言及しているので、私はてっきり両親の仲の悪さが何らかの伏線だと予想していたんですが、特に何もありませんでした・・・。笑

ミスリードというほど仕掛けがあったわけでもなく、仲の悪さアピールって必要なんですかね・・・。

 

家族仲がよく幸せな方が、悲劇が起こった際の振り幅が大きく、悲劇的な結末が多いホラー映画には向いていると思われます。

困難を通じて両親が絆を取り戻していくわけでもなく、夫婦仲が悪い設定の存在がよく分かりませんね。

アメリカの離婚事情を考慮して「統計に従うと今回は離婚寸前夫婦の方がリアリティ出るね」と制作陣が判断したんでしょうか?

 

もしくは最初は仲良し設定だったものの、両親役の役者がお互いを嫌いあっており、仲の悪い設定に書き換えたとか?

いずれにせよ、両親が離婚寸前まで仲が悪い設定は別段物語に生かされておらず、モヤッとするだけの設定なのです。

 

もうちょい猫がんばれ

怪奇現象に襲われるこの家庭は猫を飼っているんですが、この猫、何もしてくれません。

ただ室内をうろうろして、可愛い姿をさらすだけです。

猫は人間に近い目鼻の配置や、くるくる形を変える瞳の様子からペットと親しまれつつも神秘的な雰囲気をもっており、「人間には見えないものが見える」ような扱いをされてきました。

実際に猫を飼っている人なら、猫が何もいない空間を気にしたり妙な反応をする姿を目にしていると思います。

 

その神秘的な雰囲気ゆえ、魔女の使いとされて虐待されたり、一部地域では散々な扱いを受けてきた猫、物語内で「悪い何か」に反応して株を上げるチャンスだったのに・・・。

 

何もせずうろうろするだけ!

 

同じパラノーマル・アクティビティシリーズで犬は熱演を見せているというのに、うろうろするだけ!

 

何もせず可愛いだけで許される様子はまさに猫。

猫の演技指導に失敗していいカットが撮れなかったのでしょうか・・・。

 

全体的な感想

『パラノーマル・アクティビティ4』はシリーズ第4作目だけあって、過去作と繋がるところが多いです。

とはいえ、過去作を知らずとも単品で楽しめるリアル寄りのPOV作品。

 

撮影者がアマチュアで、ビデオチャットの画面も使っているので、一部のシーンでけっこうな揺れがあります。

主人公の少女とボーイフレンドの仲良し具合と対照的に、両親の仲は冷め切っていて、変なところでリアリティがあります。

顔を白く塗って不気味な雰囲気を醸し出している隣人の少年といい、少年少女が活躍し、大人はただ巻きこまれるだけの印象。

これからのシリーズは大人たちではなく若年層ががんばるのでしょうか?




 

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『パラノーマル・アクティビティ4』のまとめ

『パラノーマル・アクティビティ4』のレビューについて、書いてきました。

『パラノーマル・アクティビティ4』はリアリティ重視のPOV作品パラノーマル・アクティビティシリーズの第4作目。

キュートな少女が主人公として怪現象に振り回されます。

白塗り不気味少年の存在感は出色で、物語の結末はシリーズに繋がる意味深なもの。

展開は遅めですが、シリーズ視聴者はおさえておきたい作品です。

ぜひご覧になってみてくださいね!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 




 

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