ブルジュ・ハリファへ潜入！『ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル』のネタバレと評価！

今回は『ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル』のレビューを行います。

M:Iシリーズの第4作目となる本作でも、再びトム・クルーズ演じるイーサン・ハントがミッション不可能と呼ばれるプロジェクトに挑戦していきます。

本作の監督はブラッド・バードに変更になりましたが、製作には前作で監督を務めたJ.J.エイブラムスも参加しています。

前作がM:Iシリーズの中でもかなり完成度の高いものだったので、本作にも期待大です！！

では、早速レビューを開始します。

 

あらすじ・作品情報

 

『ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル』の予告編

 

『ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル』の良かったところ

助けが来ないミッション

本作でのミッションは、これまでとは根本的に異なる部分があります。

敵の陰謀によりIMFの活動が停止されてしまったため、組織からの援助が一切なく、イーサンのチームのみでミッションをクリアしなければならないのです。

執拗に追いかけるロシアの諜報員から逃げつつ、核ミサイルの発射を阻止するために敵組織と戦うという、いくつもの困難が入り混じったこれまでにないミッションが見どころです。

 

 

開始早々泥臭い脱獄シーン

映画開始早々に監獄の中での乱闘シーンが始まります。

観ている私達は一体何が起きているのかはじめは理解できませんが、混沌とした状況の中でイーサンが現れた途端に身が引き締まります。

2mはあろうかという大男達をバッタバッタとなぎ倒していくイーサンが、見ていて最高にカッコいいです。

 

 

ブルジュ・ハリファ潜入シーン

ミッション・インポッシブルシリーズといえば、お約束の潜入シーン。

今回は世界一高いとされるドバイの高層ビル「ブルジュ・ハリファ」に、外から侵入するというものでした。

 

これまでのパターンだと上空から侵入するケースが多かったのですが、今回は窓をヤモリのようにペタペタとつたいながら潜入。

 

 

やっぱりチームって素晴らしい

本作でもイーサンを助けるチームが存在します。

今回はIMF自体が協力できないということで、このチームのみがイーサンの支えとなります。

前作から引き続きサポートしてくれるダンに、紅一点のカーター、そして謎の分析官ブラント。

彼らの協力のおかげで潜入作戦はうまくいき、核ミサイルの恐怖から市民を守りました。

 

 

気が強い工作員カーター

イーサンのチームに所属し、紅一点活躍したカーターがすごく印象的です。

女性らしからぬ気の強さと遠近両方の戦いに長けた猛者で、多くの活躍を見せてくれました。

 

インドでも色仕掛けをしたと思いきや、すぐさま素手で首を折るぞと脅してみたり・・・。

なんと強い女性なのでしょう。笑

 

個人的に笑ってしまったシーンがあって、ムンバイでのパーティ会場でカーターがイーサンから無茶ぶりをされます。

なかなか色仕掛けを行おうとしないカーターに対して、イーサンはしつこく「ビーナスのように振る舞え 」と連呼し続けるんですよね。

見た目は美しくても、カタブツなカーターのキャラクターに無茶を言うイーサンがおかしかったですね。

 

素晴らしいエンディング

本作のエンディングは、またも後味の良いものでした。

映画の途中まで、イーサンは前作で妻となったジュリアと死別してしまったような描写がされていて、私としてもかなりガッカリしていました。

しかし、エンディングまで観るとその真相が明らかとなります。

 

これにはやられましたね。

ジュリアを守るための偽装工作だったということで、終盤にまたジュリアとイーサンの関係性が見られたのは感激でした。

ついでに今回は出ないのかなと残念に思っていたルーサーも、最後に出てくれるんです。

せっかく出てくれるならミッションにも参加して欲しかったですね。

 

 

最新機器満載のクレムリン潜入シーン

本作でイーサンのチームがまず潜入するのは、ロシアのクレムリンと呼ばれる宮殿です。

「コバルト」の正体を突き止めるため変装して乗り込むイーサン一味ですが、ここで登場するスパイアイテムに度肝を抜かれます。

変装系のものはシリーズを通してお馴染みなのですが、通路に即席のスクリーンを表示させるという機器が登場します。

どんな原理でやったらあんなに鮮明な映像を投影できるのか分かりませんが・・・。笑

 

 

イーサンのサラリと盗みまくるテクニック

イーサンが病院から抜け出すシーンは一つの見どころです。

ロシア諜報員の追っ手から逃れるため無謀な飛び降りを敢行しますが、イーサンは上半身裸で靴もなく連絡手段もないというまさに“マッチ売りの少女”状態。

一度そんな姿で街を歩けばあっという間に通報されそうなものですが、そこはさすがイーサン。

実にさりげなく干してあった上着をぶんどり、露天に並べられた靴を盗み、スマートフォンも奪い取ってしまいます。

この鮮やかな一連のシーンはあっという間に終わってしまいますが、これだけでイーサンのエージェント能力の高さを知ることができて楽しいです。

 

でもイーサン！

せめてスマホはちゃんと返してあげて！

ドブに捨てるなんてヒドイ！

とそれだけ気になってしまいました。笑

 

『ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル』の惜しいところ

特に思いつきませんでした。

物語の最後の方までジュリアが生きていると知らなかったので、「また前作までのヒロインをあっけなく無かったものにしたな！」と怒り心頭状態でしたが、そんな思いも計算通りと言わんばかりに、エンディングで綺麗に回収してくれました。

相変わらず無茶苦茶なシーンも多いのですが、イーサンの活躍と緊張感のある映画全体のテンポのおかげで、多少のアラは気になりません。

 

『ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル』はこんな人にオススメ

『ミッション:インポッシブル3』は下記のような人にオススメできる映画です！

本作は前作同様まとまりがあり緊張感も併せ持った素晴らしい映画です。

これまでのM:Iシリーズはイーサンとルーサーが出ているという以外ではあまりつながりがありませんでしたが、本作は前作からの流れを引き継いでいるという点でも引き続き楽しめると思います。

 

『ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル』の口コミ

#映画 #ミッション：インポッシブル #ゴースト・プロトコル 女殺し屋サビーヌ・モロー役が可愛い、確かロシアのモデル出身で本作が最初の出演だったと思う、とても良い演技します。ジェレミー・レナーのコメディチックな動きが笑えます。トム様はどんなに危険なアクションも自分でこなすそうです pic.twitter.com/8N7FPjibGa

— Muscles Power (@muscles_power) 2017年8月27日

 

「ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル」
思わず「うわぁぁぁぁッ！！」って叫びたくなるイーサンの超絶アクションシーンを笑いに昇華しちゃうベンジー最高おぶ最高。
何回も見てる。大好き✨
#この映画のここが好き pic.twitter.com/ckSgWdDuiq

— coco_movie (@coco_movie) 2019年1月31日

 

『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル(2011)』
本作の約25分間のシーンは65mm/15PのIMAXカメラで撮影が行われた。画像はオリジナルの1.43:1のIMAX撮影ショット。これらのシーンは4Kの解像度で制作。pic.twitter.com/uBSKzO9WtO

— IMAX 画像bot (@IMAX_140mm) 2019年2月2日

 

『ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル』を視聴できるVOD

『ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル』が見放題対象となっているオススメVOD（ビデオ・オン・デマンド）は、下記の通りです。

 

Amazonプライム・ビデオ

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『ミッション：インポッシブル』シリーズのご紹介

映画『ミッション：インポッシブル』はシリーズ化されており、全6作からなっています。

他の作品もレビューしていますので、是非ご覧になってみてくださいね。

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『ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル』のまとめ

映画『ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル』についてご紹介しました。

ちょっとしつこいんですけど、とにかくジュリアが生きててくれて良かったと、ただそれだけ観終わって思いました。

きっと前作からの流れで観たという人は、私と同じようにイーサンのその後が気になっていたのではないでしょうか？

今回も実現不可能とされるミッションに対して、トム・クルーズが身体を張ってアクションを魅せてくれます。

トムも結構いい年齢になったと思うのですが、これだけ動いている姿を見ちゃうと頭が上がりませんね！！

最後までお読み頂きありがとうございました。